2007年 02月 22日 ( 1 )
第一回 山田和夫のモンタージュ技法は映画の源!
特別三回講座のひとつ「山田和夫のモンタージュ技法は映画の源!」の第一回が2月19日(月)アート・アニメーションのちいさな学校地下劇場にて行われました。日本におけるエイゼンシュテイン研究の第一人者にして、『戦艦ポチョムキン』の日本初公開にも大きく貢献された山田さん。

今回は、全三回のうち一回目ということで、動く写真からモンタージュの開花へというテーマでお話しくださいました。
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〈第1回〉動く写真からモンタージュの開花へ

1. 映画は「動く写真」である。

A) 1つのカメラ位置からとらえた画面をショットまたはカットと呼ぶ。
B) カット=ショットには対象を切り取るサイズとアングル(角度)、構図。
C) 1つづきのカット→カメラ位置によって分けられた多様なカットへ
→それをどう組み合わせる(モンタージュする)か?

2. 舞台的な空間と時間の映画的解体・総合

A) 報道写真は記録→舞台の缶づめ=演劇の複製へ/1つのカメラ位置で舞台全景をとらえる固定のショットの連続
B) さまざまなカメラ位置による全景の分解→それをどう組み立てるか?
C)「平行するモンタージュ」の誕生
D) アメリカ映画の基本的モデル(チェイス・ドラマ〜追跡劇〜の場合)
平行するモンタージュ→最後の一瞬の救助→ハッピー・エンディング
追跡劇/ドタバタ喜劇/メロドラマ
E)「映画の文法」としてのモンタージュ→「映画の物語り方法」

3.「作者の主張・思想を表現するモンタージュ」

A) カットの組み合わせのマジック(レフ・クレショフの3つの顔)
B) 意味を表現するモンタージュ→人間と社会の矛盾と葛藤→カットの対立へ
C) アメリカ映画モンタージュからソビエト映画モンタージュへ
D.W.グリフィス『国民の創生』『イントレランス』
  →エイゼンシュテイン『戦艦ポチョムキン』
    プドフキン『母』
D) ドラマトゥルギー(劇作法)からシネマトゥルギー(映画劇作法)へ

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内容の濃さやおもしろさもさることながら、今回は山田さんのわかりやすい解説にすっかり聞き惚れてしまいました!第二回、第三回ともにいまから楽しみでたまりません。

第二回 3月5日(月) 19:00〜21時頃まで
第三回 3月19日(月) 19:00〜21時頃まで

同じくアート・アニメーションのちいさな学校地下劇場にて。第一回を逃してしまった方でも、十分に楽しんでいただけると思いますよ!
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by smallschool | 2007-02-22 11:08 | ★特別講座


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