木・土・緑でつくるライブラリー
アート・アニメーションのちいさな学校には4つの教室があります。
1.スタジオ
2.劇場
3.教室
4.ライブラリー

2の劇場はすでに完成。先日は池田憲章さんの特撮研究もここで行われました。1.スタジオと3.教室は荷物が片づけられ、機材搬入の待機中です。

そして4.ライブラリー、こちらのテーマは【木・土・緑】
ただいま職人さんの手でかつての倉庫から居心地の良い空間へと生まれ変わろうとしているところです。
こちらの空間作りを設計、施工から左官までしてくださっている鈴木晋作さんについて少々...
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鈴木晋作さん
1979年広島生まれ
東京で建築を学ぶ。設計事務所、設計施工のアトリエで建築の設計、施工に携わる。
2003年9月 チベット高原初等教育・建設基金会
2004年4月〜11月 東チベット「カム」四川省理塘県の遊牧地域で小学校建設の現場監督
2005年11月〜 ラオス山の子ども文庫基金に参加
ラオスの東北の山村で「子ども図書館」の自力建設を村人と行っている。

日本では、土と木を使った空間(設計、大工、左官)の作り、チベット、ラオスでのプロジェクトの準備をしている。


子ども図書館の建設風景(ラオス山の子ども文庫基金) 写真:安井清子
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村民との話し合いから図書館を設計。素材はできるだけ地元の自然のものを使うようにし、工事は村民と一緒になって進められます。これは、後々村民が自分達で補習できるようにするためとのこと。

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今回、アート・アニメーションのちいさな学校のライブラリーをつくるにあたって、鈴木さんは設計から工事までを担当されています。

自然の素材を大切にする鈴木さんが作った本棚は、有機的な曲線を描いていました。

「どうして曲線に切るんですか?」
とお聞きしたら
「この方が木目に表情が出るでしょ?」
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奥の金網の部分には土が塗られていく予定だそうです。この本棚をひとつつくるのにだいたい1日かかるとか。
「ここの壁は他の職人さんに作ってもらう部分だから、手を抜いたら失礼だ」鈴木さんはそう語られました。

そう、ここの壁には特別な工夫が考えられているのです。
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(ライブラリーイメージボード)

「磨き」という名の左官技法を皆さんはご存知でしょうか?
もともと伝統的な日本建築では、水が当たったり、人の手が触れたりしやすい(汚れやすい)場所の壁の仕上げとして、使われてきた技法だそうです。
では様々な便利な素材が誕生してきた現代、なぜ「磨き」を使うのか?

それは「美しいから」です。

とはいえ、私自身もまだ見ぬ「磨き」の壁、どのような仕上がりになるのかとても楽しみです。

「磨き」を担当していただくのが、江戸前の左官職人小沼充さん。
小沼氏の紹介はまた今度。
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by smallschool | 2006-10-19 17:36 | ★進捗状況
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2007年4月開校までの道のりをつづっていきます。

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